• 主将挨拶

     

     皆様、初めまして。

    今年度、主将を務めております矢沢壮志と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

     塾水泳部は、葉山~江ノ島間の遠泳の成功を認められ、1902年に創部しました。現在の水泳部は、競泳・水球・葉山・飛込の4部門へと発展しています。多様化した水泳部の中で、当時の伝統を最も色濃く受け継いでいるのが、私たち葉山部門です。

     さて、121年目を迎える今年度は、"繋"というスローガンを選定しました。

     私たちは、この3年間コロナ禍の真っ只中で活動してきました。伝統が途切れるだけでなく、人との繋がりも希薄になりがちなコロナ禍を経験した世代として、現状を打破すべく、2つの想いをスローガンに込めました。

     1つ目が、伝統を次世代に継承し、活動を未来に繋げること。

     2つ目が、部員がお互いを支え合い、強い絆で繋がってほしいという願いです。

     伝統を大切にしながら、さらに葉山部門が発展できるように、部員一丸となって精進してまいります。

      今後とも皆様のご支援、ご声援のほど何卒よろしくお願いいたします。

    慶應義塾體育會水泳部葉山部門主将

    矢沢 壮志

  • 監督挨拶

     私たち水泳部葉山部門は、海での活動を中心に取り組んでいます。千葉県館山で約1ヵ月間にわたり夏合宿を行ない、活動の4本柱である「海洋遠泳」「日本泳法」「船艇訓練」「初心者指導」を基軸として多様な活動を行なっています。

     水泳部は、明治35(1902)年、神奈川県葉山において第一回水泳練習会を開催したのが始まりとされ、その年に「葉山-逗子間三マイル遠泳」が行なわれ7名が完泳しました。その後、明治の創成期から年度ごとに新たな遠泳コースを選定し、現在の葉山部門の活動の原形が確立されてきました。

     現在、海洋遠泳においては、「より遠く、より速く、より大人数で」を指針として挑戦を続けています。遠泳の成功には、周到な計画と綿密な準備、本番での実行力が必要であり、さらに日々の練習や合宿生活を通じて培った泳力、精神力、団結力が欠かせません。こうした経験を通じて、「部員一人ひとりが成長を遂げること」が部活動の目的であります。

     私たち水泳部葉山部門は、海で活動するうえで大自然に対し畏敬の念を持ち、謙虚な姿勢をもって臨んでまいります。今後ともご支援ご声援のほどよろしくお願いします。

    慶應義塾體育會水泳部葉山部門

    監督 北島 浩司